不動産の鑑定、評価、調査、コンサルタントの株式会社石上不動産鑑定(代表取締役 不動産鑑定士・司法書士 石上達郎)は大阪市中央区にあります。司法書士事務所を併設し、不動産と法律の総合コンサルタントを行っています。
ノンリコースローン(Non-Recourse Loan)
ノンリコースローンとは
これまでのローン(リコースローン)では、融資するか否かは、借り手の事業内容や財務内容で判断します。
ノンリコースローンでは、担保となるのは融資対象の物件の収益性や将来の処分価値のみです。
融資者には不動産の価値を適正に評価する能力やリスクに対する判断能力が必要です。
ノンリコースローンはリスクが高い分、通常より高い金利となるのが普通です。
日本ではリコースローンが一般的でしたが、バブル崩壊で多くのローンが不良債権化した際に、求償権が限定されておらず不良債権処理処理が大幅に遅れることになりました。
今後は日本においてもノンリコースローンの割合が増えることが予想されます。
個人や会社の信用力や資産ではなく、対象物件の収益力を評価して実行する融資で、一般的な銀行融資のように過去の取引実績は求められません。
安定した収益が見込める物件であれば、基本的にだれでも利用可能です。返済原資が融資対象物件に限定されるため、その他の資産に返済義務が及ぶことは原則としてありません。
ノンリコースローンのメリットと危険性
ノンリコースローンは、不動産投資のリスクを限定しながら、レバレッジ効果を利用して投資効率の向上を実現できるとされます。
しかし、アメリカのサブプライムローンの破綻の様に、リスクを完全になくすことはできません。
注意が必要です。